BOSEのパワーアンプMODEL1706-2の修理の続き。
まずは故障箇所を見つける作業。壊れても良いようなスピーカーやパワードスピーカーに、ワニグチクリップをつないで、音の流れの端から触って行き『ここまでがクリア』『ここからノイズ』というのを探ると言う原始的なもの。
たぶんへんなところを触るとスピーカーか基盤が壊れるので止めたほうが良いと思う方法である。
これが意外とうまく行って入って来る音声はクリアだが出て行く音声にノイズが乗る基盤を特定できた。
わかったこと。基盤は『入って来る音声』『出て行く音声』『電流』の三つが出入りしていて、 電流にスピーカーを当てるとなかなかえらいことになる。火花が散ってあわてて離した。回路図がないから仕方がない。
故障基盤だが抵抗とコンデンサしかないので、これはけっこう修理しやすそうだ。大きなのは交換していたが小さいコンデンサに問題があったらしい。これからコンデンサを注文して修理予定。さて、今度こそ直るでしょうか。
回路図だがそれなりの機種だと意外と海外のサイトなどに転がっている。今回はめんどくさくて探してない。
これはリレー回路というものらしい。この接点の電通が悪くなると片側の音が出なくなったりするので、そういう症状なら磨くといいそうだ。この足を全部外すのか、と思うと気が遠くなるが、慣れてる人は平気らしい。
ネットで調べていると良く出て来た。メモかわりに写真に撮った。でかい部品なのでここを怪しんでいたが今回は関係ないようだ。
これがまずしい検査装置。テスターはあるが使い方がよくわからない。