できあがり。予想はしていたが、悪戦苦闘した。
昨日塗ったスヤヒが乾いたので磨く。目の細かい紙やすりでやろうと思っていたが、砂鉄自体がやすりの役目をするので、ただのビンの底で擦ればいいようだ。正露丸のビンでひたすら擦る。
しかし市販のタブラのようにつるつるにはならない。スヤヒの成分のバランスが違うようだ。砂鉄が多すぎたと思われる。ご飯粒的な糊の成分をもっと増やしたほうがいいのだろう。またはパウダー状の微粉末の砂鉄が必要なのかもしれない。
スヤヒの糊の成分はインドでもいろいろあって、ご飯粒や小麦粉が使われる。ご飯粒と言ってもインドの米と日本の米は違うが、粘着力はどう違うのか。インドの米の方があっさりしてる気がするが。小麦粉はたぶん強力粉でいいと思うが練ってから表面を軽くあぶるらしい。これは粘着力的に意味はあるのだろうか。よくわからない。
インドネシアのタブラはもっと合理化されていて黒いアラビアゴム系の接着剤をプラヘッドにつけていた(youtubeで見た)。日本でも少し流行ったタブラボンゴというやつだな。
皮についた汚れの部分を平たい彫刻刀や紙やすりで削って出来上がり。一番上の皮も少し切った。皮ひもの余っている部分を水につけてまた柔らかくしてボディに巻いて完成。
完成度はまだまだというところ。出来が良かったら売ろうと思っていたが、売り物にはならないレベル。『タブラのヘッドを作って、貼ったスヤヒがはがれない』という第一目標はクリアできたので良しとしよう。
前回 https://recordingjp.blogspot.com/2022/06/11.html
一回目 https://recordingjp.blogspot.com/2022/03/blog-post.html
見ての通り既製品のタブラに比べると音が伸びない。手前が今回の。向こうが既製品。技術の差でこれだけ違ってくるのだな。
デモ1
https://www.youtube.com/shorts/fUenW8bBx0A
デモ2