ムリダンガムのリペアの続き。皮を探す。手持ちのヤギ皮。ろくなやつがないな。5年くらい前にヤフオクで一頭分のヤギ皮を2000円くらいで出している人がいたが復活してくれないか。質は悪いんだけどよく買っていた。
ムリダンガムのヘッド。ドーナッツ型の皮と打面の皮の間にこのような薄い木が等間隔ではさまっている。これが叩いた時の独特のレゾナンス音が出る秘密の一部だろう。
タブラや他のインドの太鼓では糸をはさんでいたりする。怪しい。入浴中。水に入れて皮を柔らかくする。
さくっと1時間くらいでやる予定だったが甘かった。まずは基本通りに元と同じ留め方でやる。
ヒモは皮ヒモ。凧糸でいいかと思ったが、細い糸だと皮が切れる。ちゃんと皮ヒモで縛るのは意味があるのだな。しかし、この段階できつめに張ったら上のドーナッツ型の皮と隙間ができて埋まりそうにない。もっと緩くめに取り付けて、皮の乾燥で張るようにしないとダメなようだ。難しい。
続いて基本に戻っていったん胴体の形に合わせて、引っ張った状態でヘッドに縫い付けようと考えた。
しかし凧糸しかなかったので失敗。 もっと太い糸を買ってきて、じっくりやれば上手くいくと思う。たぶん最初にヘッドを作る時はこのやり方をしているはずだ。 あきらめて一回革ヒモも全部外す。とりあえず一般最初のやり方に戻る。今度は緩めに張ってみた。 なんか難航してきたぞ。もうリムから作り直した方がいいような気がしてきた。(大変なのでやりたくない)
寝る時間なので濡れた状態でビニールに入れて冷蔵庫で保存。明日、皮ひもをつけてみる。上手くいき気がしないが。 夏にタブラを作った時は、生皮なのでなんどもやりなおしてるうちに皮が腐った。悪臭ただようヘッド。生皮だから気をつけないと腐るのだな。 うまくいかないならなにか考える。